
東京・港区の「ガイアファンディング株式会社」が、東京地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は57億6189万円(2018年3月期決算時点)に上るということです。
【写真を見る】【倒産情報】海外不動産向けファンド展開の企業が破産開始決定 一時 約4億円の売上高を計上も利払い遅延の影響で信用が大幅に低下 東京・港区【東京商工リサーチ】
売上高は約4億円にも ソーシャルレンディング運営
東京商工リサーチによりますと、ガイアファンディング株式会社は2015年に創業。
アメリカなど海外の不動産向けのファンドを展開し、年利11%などの高い利回りを特徴として多額の投資資金を集めていました。
投資家から多くの支持を受けて、順調に資金を集め事業を展開。2018年3月期には売上高、約3億9804万円を計上していました。
「ソーシャルレンディング」とは?
金融庁によると、インターネットを用いてファンドの募集を行い、投資者からの出資をファンド業者を通じて企業などに貸付ける仕組みです。
ソーシャルレンディングの仲介者が行う行為は、ファンド持分の募集、または私募の取扱いなどに該当するため、金融商品取引法の規制対象となり、第二種金融商品取引業の登録を受ける必要があるとのことです。
ファンド返済遅延や利払い遅延が追い打ち
しかし、その後は2018年9月に発生したファンドの返済遅延から管理能力が不安視されていました。また2018年11月には、全ファンド41億6512万円の利払い遅延を公表したことが影響し、信用を大幅に落とし、事業環境が悪化していました。
その後も動向が注目されるなかで事態の収拾を図りましたが、債権者から破産を申し立てられる事態に発展し、今回の破産開始決定につながりました。
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