
■FIFAワールドカップ2026アジア最終予選・グループC 日本 0ー0 サウジアラビア(25日、埼玉スタジアム)
サッカー日本代表(FIFAランク15位)はW杯アジア最終予選の第8節で、サウジアラビア(同59位)と対戦。前半から決定機を逃した日本は5バックで守るサウジアラビアディフェンスを最後まで崩せず、スコアレスドローに終わった。日本代表の連続得点記録は28試合で止まった。
史上最速で8大会連続8度目のW杯進出を決めた森保ジャパン、バーレーン戦で負傷した上田綺世(26)、守田英正(29)はチームを離脱、前日練習に参加しなかった三笘薫(27)、長友佑都(38)もベンチ入りしなかった。
スタメンはGKに鈴木彩艶(22)、DFには板倉滉(27)、高井幸大(20)、伊藤洋輝(25)、菅原由勢(24)の4人。MFに遠藤航(31)、田中碧(26)、中村敬斗(24)、久保建英(23)、鎌田大地(28)。FWには前田大然(27)。バーレーン戦から6人を入れ替えた。高井がA代表初スタメン。
キャプテンの遠藤は「新たなスタートになると個人的には思ってる」とW杯に向けての代表争いが始まっていると21日の会見で口にした。
日本は前半8分、中央から田中のスルーパスに前田が反応し、抜け出してシュートを放ったがポストを直撃。さらに1分後、左サイドから中村が切り込み、中央の前田へのパスは合わず。決定的なチャンスを逃した。
前半19分には前田が前線でプレッシャーをかけてボールを奪うと、キーパーと1対1になったが、ドリブルが詰まってしまい、サウジアラビアディフェンスにブロックされて、キーパー正面への力のないシュートになった。
25分には右サイドの菅原から走りこんだ鎌田、そして中央の前田に合わせたが、ディフェンスにクリアされた。前半はスコアレスで折り返しとなった。
後半も5バックで守るサウジアラビアに対し、ボランチの田中から浮き球で一気に前線の前田へ、キーパーの反応も良く、前田は一歩届かなかった。
13分には久保のコーナーキックに2列目から飛び込んだ遠藤のヘディングシュートもゴール右に外れてしまった。28分もコーナーキックから板倉が落として、高井がヘディングシュートを狙ったが、ゴール右へ外した。36分には中央の鎌田から走りこんだ伊東にパス、ここもゴール上に外してしまった。
攻め続けた日本だったが、5バックで守り続けたサウジアラビアゴールを揺らすことができずにスコアレスドロー、ワールドカップに向けて課題が見つかった。
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