アメリカのトランプ政権は、中東のカタール王室が贈与を申し出ていた、およそ575億円相当のジェット機を受け取ったことを明らかにしました。
アメリカの国防総省は21日、「国防長官はすべての連邦規則と規制に従い、カタールからジェット機を受け取った」と発表しました。
およそ4億ドル=575億円相当とされ「空飛ぶ宮殿」とも呼ばれるジェット機は、大統領専用機として使われる予定で、アメリカ空軍が整備や改修を行う見通しです。
トランプ大統領
「カタールはアメリカ空軍にジェット機を贈った。素晴らしいことだ」
このジェット機の贈与をめぐっては、政府の当局者が、議会の同意を得ずに外国から贈り物を受け取ることは、憲法に抵触する可能性があると指摘されています。
また、外国から贈られたジェット機を大統領専用機として使用することは安全保障上、問題があるという声もあがっています。
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